お宝探求 <7>-1 ディオクレティアヌス帝が発行させたCampgate的なアルゲンテウスコインとは


    Campgate的なコインを最初に発行したのはディオクレティアヌス帝ですが全ローマ帝国全土に普及させたのはコンスタンティヌス大帝です。
    現在の古代コイン市場においてもコンスタンティヌス大帝のcampgateコインが以前ほどではないにしても流通しているのを容易に見かけることができます。
    ディオクレティアヌス帝のCampgate的(enclosure)なアルゲンテウスコインは発行量も少ないことからブロンズコインほど見かけることはできません。
    したがってCampgateのプロパガンダはディオクレティアヌス帝よりはコンスタンティヌス帝の発行させたコインのイメージが強いことからディオクレティアヌス帝の政策であったと理解している人は少ないようです。

    Campgateのアルゲンテウスコインは一部を除けば高額で取引されることはないようです。
    通常のもの(VF+〜EF)は10〜20万円(2014年)で取引されています。

     ※ 画像をクリックすれば大きな画像で確認できます。
    • Photo
       マクシミアヌス帝 ローマmint
            
       RICカタログ第6巻の中ではCampgateではなく gate in six-turreted enclosure と記述されています。
       
      これに関しては お宝探求 <7>4で展開することにしています。

    高額なアルゲンテウスコインはお宝探求で取り上げた次のサイトでご確認ください。
    お宝探求 <5> CampGateシリーズ 高額取引きされたアルゲンテウス銀貨編

    サイトについては こちらへ



    Campgate的なアルゲンテウスコインとコンスタンティヌス大帝の発行したCampgateブロンズコインの差異を次の項目で調査することにしました。

    7-2 RICカタログ第7巻,6巻での建築物に関する記述の違い
    7-3 RICカタログ第7巻,6巻の執筆者情報
    7-4 建築物=Enclosureの単語選択は適切だったのか
    7-5 ディオクレティアヌス帝 デザインの異なる建築物コインを発行
    7-6 歴史的な背景からの考察